MMTの段階5・4は、検査肢位で最終域近くに保持させ、運動方向と反対に抵抗を加えて判定する。選択肢2の図が、正しい検査肢位・抵抗方向(矢印)を示している。
- 1抵抗を加える方向、または検査肢位が段階5・4の基準と異なる。
- 2正しい検査肢位で、運動方向と反対(適切な方向)に抵抗を加えている。
- 3抵抗方向が運動方向と一致しておらず誤り。
- 4検査肢位または固定・抵抗の位置が不適切。
- 5抵抗を加える部位・方向が基準と異なる。
全200問の正答と、Network-Primerによる独自解説。問題文は厚生労働省の公式PDFへのリンクから確認できます。
MMTの段階5・4は、検査肢位で最終域近くに保持させ、運動方向と反対に抵抗を加えて判定する。選択肢2の図が、正しい検査肢位・抵抗方向(矢印)を示している。
突然発症の頭痛でCT異常(くも膜下出血等)。左半球(右利きで優位半球)病変では失算(Gerstmann症候群の一徴)等の症状がみられる。
20分以上持続する胸痛+冷汗+心電図異常(ST上昇等)=急性心筋梗塞。持続する胸痛と心電図のST変化が特徴。
三角筋・上腕二頭筋・腕橈骨筋がMMT4で、それより遠位(手関節・手指)が機能しないC5レベルの頸髄損傷。肩・肘の残存筋を活用し、手指の把持機能を代償する食事支援用具(BFOや万能カフ+長柄スプーン等)が適切で、選択肢3の用具がこれに該当する。
上肢:肘伸展位で頭上まで屈曲・外転100度可能=分離運動が進んだステージⅤ。手指:対向つまみ+集団伸展可能=ステージⅤ。よって上肢Ⅴ手指Ⅴ。
BRSがほぼ良好(上肢Ⅵ・下肢Ⅵ)で認知・言語・移動に問題なく、経理事務(PC作業)に復帰予定。復職支援としてまず通勤手段の確認など実際的な環境調整を行う。
能動フックが完全に開かない原因は、フックを開く力(肩甲帯外転・肩屈曲の力)を伝えるハーネス系の張力不足。残存肢の肩甲帯筋力低下で牽引力が不足すると手先具が十分開かない。
重症心身障害児で強い筋緊張・重度側弯・経管栄養。まず座位ポジショニングにより姿勢を安定させ、変形進行予防・呼吸/摂食環境の改善など生活の基盤を整えるのが最優先。
Barthel Indexで10点となる項目は食事(自立/一部介助で10点or5点)。本症例は自助具を用いて自力摂取=食事10点。移乗自立は15点、整容は5点、入浴は5点、移動(歩行不能・車椅子自力)は5点。
「退屈・早く帰りたい」としか答えない場面で、次に行うべきは生活行為への関心把握(興味関心チェックシート等)。本人の意欲や大切にしたい作業を引き出すことが目標設定につながる。
喫煙歴40年、労作時息切れ、FEV1/FVC 55%(<70%)で閉塞性換気障害=COPD。
COPDのADL指導は動作時の口すぼめ呼吸で呼気時の気道虚脱を防ぎ、息切れを軽減する。
右利きで右上肢が重度麻痺(BRS上肢Ⅲ・手指Ⅱ)。右手の実用的回復が困難なため、左手(非麻痺側)への利き手交換訓練を行い、更衣・食事等のADL自立を図るのが現実的で適切。
抑うつ気分・意欲低下・体重減少・自殺念慮=うつ病。うつ症状の評価にはSDS(自己評価式抑うつ性尺度)が適切。
適応障害の原因が職場の管理方法変更(人的環境)にあるため、導入時にまず職場の人的環境を聴取し、ストレス源を把握する。
知的発達に遅れがないのに読み書き(音読・書字)に特異的な困難=限局性学習症(読字・書字障害、ディスレクシア)。
統合失調症で対人コミュニケーションの問題(質問できない・一方的に話す)がある。就労準備としてSST(社会生活技能訓練)で対人スキルを練習するのが適切。
神経性やせ症(るいそう進行後の回復期)で、身体状態改善後の導入時は、負荷が少なく達成感を得やすい軽作業(アイロンビーズでコースター作成)が適切。
認知症(HDS-R 17点)+抑うつの回復期。休憩の時間管理を作業療法士が行い(2)、本人が慣れ親しんだパッチワーク(3)を実施することで、安心して取り組める。
ハラスメントでうつ状態→退院後の就労準備。対人関係良好・作業能力高いが就労に強い不安がある。まず再発防止プラン(ストレス対処・セルフモニタリング)の作成を優先し、再休職を防ぐ。
介護保険で作業療法士の配置が明記されているのは介護老人保健施設と通所リハビリテーション。
再建療法(reconstruction therapy)を提唱したのはGeorge Barton等であり、Adolf Meyerは作業療法の哲学的基盤(心理生物学・作業の治療的意義)を築いた人物。「Meyerが再建療法を確立」は誤り。
人を対象とする医学系研究の倫理指針では、死者に係る情報も個人情報として保護の対象に含まれる。
革細工で使用する道具はモデラ(革に模様を付ける)とスーベルカッター(革を彫る)。
インシデントレポートは、実害の有無にかかわらず「ヒヤリ・ハット」を含め報告する。スタッフ間の伝達ミスも報告対象で、再発防止に活用する(非懲罰的)。
公的扶助は生活保護。生活困窮者に対し国が最低限度の生活を保障する制度(税財源・無拠出)。
長期臥床後の離床開始時は深部静脈血栓症→肺塞栓のリスクがある。Dダイマー(血栓形成の指標)の上昇に注意する。
足関節背屈の測定では、腓腹筋(二関節筋)の影響を除くため膝関節を屈曲位にして行う。膝伸展位では腓腹筋の緊張で背屈が制限される。
作業療法の目標設定は患者の価値観・希望を反映させ、クライアント中心で行う。
FIMの移乗(ベッド・椅子・車椅子)は、ベッドからの起き上がりを含めた一連の移乗動作を評価する項目である。
MTDLP(生活行為向上マネジメント)の社会適応プログラムは、環境因子(人的・物的環境、社会資源)へのアプローチで構成される。
骨盤骨折は後腹膜腔の大血管損傷を伴いやすく、大量出血→出血性ショックのリスクが最も高い。
心不全では静脈うっ血により下腿浮腫(両側性)が生じる。
慢性腰痛では、重い荷物を体に近づけて持ち上げることで腰椎への負担(モーメント)を減らす。
ASD児はこだわり・常同性が強く、いつもと違う道でパニックになる(同一性保持)。ADHDとの鑑別点。
指用ナックルベンダー(PIP用)はPIP関節を屈曲方向に補助する装具。ゴムの張力でPIP屈曲を促す。
多発性硬化症は女性に多い(男女比約1:2-3)。若年成人に好発する脱髄疾患。
関節リウマチは滑膜炎が病態の中心で、滑膜細胞が増殖しパンヌスを形成して関節を破壊する。
筋電義手は電動モーターで手先具を駆動するため、体の力で操作する能動義手に比べて把持力が強い。
内田・クレペリン精神検査は連続加算作業を通じて性格・行動面の特徴(作業曲線)を評価する。
うつ病の微小妄想(罪業妄想)=「自分は生きているだけで迷惑をかけている」。自己を過小評価する。
本問は採点除外。精神年齢と知的障害の程度に関する設問だが、選択肢・基準に不備があり全員正解扱い。
BPSD(認知症の行動・心理症状)に該当するのは抑うつ。失行・失認・記憶障害・見当識障害は中核症状。
1日の服薬回数を増やすと飲み忘れが増え、服薬アドヒアランスが低下する。
うつ病急性期の治療では、疾病や治療についての心理教育を行い、休養の重要性等を伝える。
PTSDに対しては、心的外傷体験に対する一般的な心理反応(正常反応であること)を説明し、心理教育を行うことが適切。
ADHDはうつ病・不安症等の精神疾患の併存が多く、その併存に注意する必要がある。
雇用契約に基づく就労が難しい場合に、非雇用型で就労機会を提供するのは就労継続支援B型事業。
精神障害者の就労支援では、障害特性に応じた合理的配慮を事業主と検討できる(障害者雇用促進法)。
本問は採点除外。開かれた質問(open question)を問うが、複数の選択肢が開かれた質問に該当しうるため、不適切問題として全員正解として扱われた。
三角骨(手根骨近位列の尺側)は橈側で月状骨と接し、掌側に豆状骨が乗り、遠位で有鈎骨と接する。選択肢中では月状骨が接する。
白線(linea alba)は腹部正中を縦走する腱膜で、腹直筋の内側縁(腹直筋鞘の癒合部)に存在する。
中心後回(頭頂葉)は一次体性感覚野(S1)で、触覚・位置覚等の体性感覚を受容する。
外側毛帯(lateral lemniscus)は聴覚伝導路で、蝸牛神経核からの聴覚情報を下丘・内側膝状体へ伝える。
動脈壁は内膜・中膜・外膜の3層構造からなる。中膜に平滑筋・弾性線維が発達している。
咽頭(上咽頭)は耳管を介して中耳(鼓室)と交通する。
自由神経終末は被膜を持たない神経終末で、痛覚(および温度覚)を受容する。
上前腸骨棘(ASIS)のすぐ遠位で触知でき、ASISから起始するのは縫工筋。
Scarpa三角(大腿三角)には大腿神経・大腿動静脈が通る。「Scarpa三角:大腿神経」が正しい組合せ。
本問は採点除外。扁平上皮の存在部位を問うが、選択肢に複数該当(腟・結膜・食道等が重層扁平上皮)があり不適切問題として全員正解扱い。
骨格筋の筋線維内では、筋原線維が筋節(サルコメア)に細分化される。筋節が収縮の基本単位。
Golgi装置(ゴルジ体)は細胞内小器官(分泌・輸送)で、感覚受容器ではない。他は全て機械受容器。
最大心拍数は加齢によって規定され(約220-年齢)、持久力トレーニングを行っても大きく変化しない。他の項目(心拍出量・脂肪代謝能・毛細血管密度・線維割合の代謝特性)はトレーニングの影響を受ける。
交感神経・副交感神経とも、節前線維の末端からはアセチルコリンが放出される。交感神経も節前はコリン作動性。
トロンビンがフィブリノゲンをフィブリンに変換し、凝固を完成させる。
腸管のカルシウム吸収を低下させるのは副腎皮質ホルモン(グルココルチコイド)とリン(過剰摂取で不溶性リン酸Ca形成)。
昇圧作用を持つのはアルドステロン(Na・水再吸収→循環血漿量増加)とコルチゾール(血管の昇圧物質感受性亢進)。
食事誘発性熱産生(DIT)は栄養素で異なり、蛋白質摂取(約30%)が糖質(約6%)・脂質(約4%)より大きい。
ワット(W)は仕事率(パワー)の単位であり、仕事の単位ではない。仕事の単位はジュール(J)。
運動軸が1つ(1自由度)の蝶番関節は、腕尺関節(肘屈伸)と母指IP関節(屈伸)。
大腿骨頭靱帯(円靱帯)内には大腿骨頭への栄養血管(閉鎖動脈の枝)が走行し、血液供給を伴う。
体幹の回旋では、同側の内腹斜筋と対側の外腹斜筋が協働する。図の回旋方向に対応する主動筋として右内腹斜筋が正しい。
歩行の荷重応答期(踵接地後)で遠心性収縮するのは前脛骨筋(足底接地を緩やかにする)と長指伸筋(協働)。
内側半月板は内側側副靱帯(MCL)と結合しており、MCL損傷時に内側半月も損傷しやすい(unhappy triad)。
骨髄(造血組織)は再生能力が非常に高い(labile cells)。角膜上皮も再生するが、選択肢中で最も再生能力が高いのは骨髄。
病因の物理的要因は騒音(物理的エネルギー)と紫外線(電磁波)。フグ毒・ウイルスは生物学的、一酸化炭素は化学的要因。
急性炎症の初期徴候は発赤・腫脹・熱感・疼痛(・機能障害)の5徴。壊疽は組織が壊死・腐敗した状態で急性炎症初期にはみられない。
心理治療の目的は陽性転移の出現そのものではない。転移は治療の中で生じる現象を分析・解釈する対象であり、陽性転移の出現を目的とするのは誤り。
陳述記憶(宣言的記憶:意味・エピソード記憶)が必要なのは「つり銭を確認する」(金額の知識・計算という意味記憶を要する)。他は手続き記憶(体で覚えた動作)。
質問紙法(自記式)はBDI-Ⅱ(Beck抑うつ質問票)。他は面接者評価尺度(BPRS・HAM-D・PANSS)または検査者施行(HDS-R)。
絶対臥褥(第1期に個室で終日臥床)を用いるのは森田療法。神経症治療で「あるがまま」を体得させる。
ICFの構成要素は心身機能・身体構造、活動、参加、環境因子、個人因子。選択肢中では環境因子が該当。
多発性硬化症のリハでは、運動失調に対する重錘負荷(四肢の安定化)と、視野欠損に対する環境整備(照明の工夫等)が正しい。温熱・高強度運動・体温上昇はUhthoff現象を招くため避ける。
Parkinson病の治療薬はL-dopa(レボドパ)。ドパミン前駆物質で不足したドパミンを補充する。
遠城寺式発達検査で最も早く獲得するのは人見知り(生後6-7か月頃)。走る(2歳)、2語文(2歳)、排尿予告(1歳半-2歳)、積み木2つ(1歳-1歳半)より早い。
頭部CTはMRIに比べ短時間で撮影できる(数秒〜数十秒)。急性期の出血診断に優れ、被曝はある。
アスピリンの主作用は鎮痛(消炎鎮痛・解熱)。低用量では抗血小板作用も持つが、主作用は鎮痛。
一次救命処置(BLS)で最初に確認するのは意識(反応)の有無。反応がなければ応援要請→呼吸確認→胸骨圧迫と進む。
Kienböck病(月状骨軟化症)は成人男性(20-40歳の手をよく使う労働者)に好発する。
外傷性脊髄損傷は近年、高齢者の転倒による受傷(特に頸髄損傷)が増加している。
感覚障害を合併するのは多発性硬化症(中枢脱髄)と慢性炎症性脱髄性多発ニューロパチー(CIDP、末梢脱髄で感覚障害あり)。
慢性腎臓病では糸球体の障害により蛋白が尿中に漏出し、蛋白尿がみられる。これは腎障害を示す代表的な所見で、eGFR低下とともに診断・重症度分類の指標となる。
悪性骨軟部腫瘍の確定診断には生検(組織診)が最も重要。画像は補助的で、確定は病理組織学的検査による。
緩和期のがんリハでは、患者の全身状態・意思に合わせて柔軟にプログラムを変更する。QOL維持が最優先。
認知症で最も頻度が高いのはAlzheimer型認知症(全体の約6-7割)。
機能性神経学的症状症(変換症/転換性障害)では、患者が診断を受け入れると予後が良好とされる。
Wilson病は銅代謝異常で、銅が肝・脳・角膜(Kayser-Fleischer輪)等に蓄積する。
本問は採点除外。人格検査を問うが、選択肢・基準に不備があり全員正解扱い。
健常成人の安静閉眼・覚醒時の脳波基礎律動はα波(8-13Hz)。開眼で抑制される(α blocking)。
ベンゾジアゼピン中止希望には、まず心配な副作用を傾聴し(2)、主治医への相談を橋渡しする(5)。自己判断の中止・減量は離脱症状のリスクがあり不適。
日本整形外科学会・日本リハビリテーション医学会基準(1995年)に照らし、基本軸・移動軸・測定肢位が正しく設定されている図が正答となる。選択肢2と4が基準どおりの正しい測定法を示している。
右頭頂葉病変で左半側空間無視が生じる。車椅子駆動時に無視側(左)によくぶつかるのが典型的な観察所見。
半側空間無視に対しては、プリズム適応療法(プリズム眼鏡で視空間をずらし順応させる)が有効な訓練法として知られる。
会話が急に変わる・段取りよく片付けられない=遂行機能障害。これを評価する初期検査はBADS(遂行機能障害症候群の行動評価)。
脳性麻痺児のADL(身辺動作)評価にはPEDI(子どものための機能的自立度評価法)が適切。
抗がん剤治療中で倦怠感・筋力低下がある。復職を見据えつつ、活動と休息のバランスを考慮したプログラムで無理なく体力・生活機能を維持するのが初期対応として適切。
後方進入法による人工骨頭置換術後は、脱臼肢位である股関節の過屈曲・内転・内旋を避けるADL動作を指導する。選択肢2の図が、これら禁忌肢位を回避した正しい動作方法を示している。
BRS良好(上肢Ⅴ・手指Ⅴ)・認知良好で、内装業からの転職を含む復職支援。職場環境での職業評価(実際の作業能力・環境適合の評価)を行うのが適切。
変形性膝関節症(X線で関節裂隙狭小化)。関節への荷重負担が少なく運動できる水中歩行が推奨される。
すくみ足・姿勢反射障害があり後方転倒歴のあるParkinson病患者では、転倒予防が最優先である。選択肢4の図が示す整備(手すりの設置など、立ち座り・移動時の支持と転倒予防に直結する整備)が最優先となる。
Parkinson病の運動機能維持には、大きくリズミカルな全身運動や体幹回旋・上肢の広い可動域を促す活動が有効である。選択肢5の図が示す活動が、これらの要素を最もよく引き出す。
SOAP記録で、A(Assessment)には評価・目標設定が入る。「短期目標設定は〜」はA(アセスメント/計画的判断)として正しい組合せ。
うつ病の回復期初期で意欲低下がある。負担の少ない入院生活チェックリスト(自己記入式の簡単な課題)の記入を促すことで、本人のペースで生活状況を把握しつつ作業療法へ導入する。
人前・他者の視線がある状況(発表、知人が乗るバス)で動悸・発汗・振戦が生じ、知人がいなければ症状がない=社交不安症(社交場面に限局した不安)。
統合失調症で作業のケアレスミスが多く「途中から理解できなくなる」=認知機能障害。統合失調症の認知機能を評価するBACS(統合失調症認知機能簡易評価尺度)が適切。
被注察感(見られている感じ)を訴えつつも作業は継続可能な状態。妄想に深入りせず、作業活動に注意を向けるよう声をかけることで、症状にとらわれず活動を続けられるよう支援する。
手洗いの反復・ゴミ箱の点検(強迫行為)を「ばかげている」と感じつつやめられない=強迫症。不合理さの自覚(自我違和感)が特徴。
多動・不注意・衝動性(ADHD)の男児。適切な行動ができたら賞賛する(正の強化)ことで望ましい行動を増やすのが有効。
物忘れ+レム睡眠行動異常(睡眠中の大声・体動)+パーキンソニズム+幻視=レビー小体型認知症。転倒しやすいため立ち上がり時のふらつきに注意する指導が適切。
任意入院から、本人の退院意思に対し、精神保健指定医の判断+家族の同意で自傷他害の恐れなく非自発的入院へ変更=医療保護入院。
脳卒中急性期でも早期離床により廃用症候群(筋萎縮・関節拘縮・起立性低血圧等)を予防することが重要。
医療情報へのアクセスは、業務上の必要性がある場合に限り許可される(アクセス権限の最小化・目的外利用の禁止)。
障害者総合支援法では、介護保険の被保険者は介護保険サービスが優先される(介護保険優先原則)。
Face Scaleは顔の表情の絵で痛み・気分を評価、NRSは0-10の数値で評価する。組合せが正しい。
IADL(手段的ADL)の評価法はFAI(Frenchay Activities Index)と老研式活動能力指標。
Kohs立方体組み合わせテストは知能検査で、IQ(知能指数)を算出できる。
Guillain-Barré症候群は運動神経優位だが感覚神経も障害される(運動・感覚の末梢神経障害)。
作業療法プログラムは、対象者が成功体験を得られやすいように難易度を調整して設定するのが適切(自己効力感を高める)。
低血糖の自律神経症状(交感神経刺激症状)は動悸・発汗・振戦・頻脈等。動悸が該当。
OSCE(客観的臨床能力試験)は、模擬患者等を用いて臨床技能の到達度を客観的に評価する試験。
ビタミンB1(チアミン)欠乏はWernicke脳症・Korsakoff症候群など中枢神経障害を引き起こす。
観念運動失行では、口頭命令や模倣で「敬礼」等の意味ある動作を行えない(道具なしの単一動作の障害)。
リンパ浮腫では、患肢に過度の負担(重い物を持つ等)をかけると悪化するため、重い物を持つ動作を制限する。
本問は採点除外。Down症候群の合併症を問うが、選択肢・基準に不備があり全員正解扱い。
倍動肘ヒンジ継手は、前腕極短断端で肘の可動域が制限される場合に、義手側の肘屈曲角を増幅して機能的可動域を確保するために用いる。
業務とは関係ない雑用を指示するのはパワーハラスメント(過小な要求/業務範囲を超えた指示)に該当する。
陽性尤度比=感度/(1-特異度)=0.8/(1-0.7)=0.8/0.3=2.67。
精神科作業療法では、1人の作業療法士が取り扱う患者数を1日概ね50人以内とすることが診療報酬上の標準とされている。
ナイアシン(ニコチン酸/ビタミンB3)欠乏はペラグラ(皮膚炎・下痢・認知症の3D)を引き起こす。
SCIT(社会認知およびコミュニケーション訓練)は、統合失調症等の社会認知(表情認知・心の理論・帰属バイアス等)に焦点を当てた介入。
身体症状症の患者は、症状の背景にある心理的要因について話し合うことに抵抗を示す(身体的原因にこだわる)のが特徴。
境界性パーソナリティ症のリスク管理では、自傷・自殺企図・衝動的逸脱等の行動化の履歴を優先的に把握し、安全確保に努める。
新版K式発達検査は適用年齢が0歳(生後100日頃)から成人までと幅広く、乳児から成人までを対象とできる。
せん妄と認知症を見分ける最も有効な所見は意識障害(意識混濁・変動)。せん妄は意識障害を伴い、認知症は通常意識清明。
うつ病回復期前期は、まだ易疲労性が残るため、こまめに休憩をとるよう促し、活動と休息のバランスを保ちながら段階的に活動量を増やす。
自閉スペクトラム症では、感覚統合療法(感覚処理の問題への介入)が用いられる治療法の一つ。
2017年の「これからの精神保健医療福祉のあり方に関する検討会」報告書で、精神障害にも対応した地域包括ケアシステムの構築が示された。
精神科デイケアの大規模の場合は、疾患別等の診療計画(プログラム)の作成が必要とされる。
GAF(機能の全体的評定尺度)は、精神症状と心理的・社会的・職業的機能を総合的に評価する尺度で、訪問支援での状態把握に適する。
診療参加型実習では、対象者または家族の同意が必要(3)で、学生は指導者から基本的態度・臨床技能・臨床思考を学ぶ(5)。
Brown-Séquard症候群(脊髄半側切断)では、損傷レベル以下の対側に温痛覚障害(外側脊髄視床路の交叉による)が出現する。同側は深部覚・運動麻痺。
内側毛帯は後索-内側毛帯系の一部で、触覚・深部覚を視床(VPL核)へ上行性に伝える。
橈骨神経は腕橈骨筋を支配し、腕神経叢の後神経束から分枝する。
三叉神経(Ⅴ)は橋から出る脳神経。橋と中小脳脚の境界付近から起こる。
広背筋は胸背神経(C6〜C8、腕神経叢後神経束の枝)に支配される。肩関節の内転・内旋・伸展に働き、腋窩後壁を構成する。
後大脳動脈は視床(視床膝状体動脈等の穿通枝)・後頭葉・側頭葉下面を栄養する。視床が該当。
本問は採点除外。尿路の解剖を問うが、選択肢に複数の正しい記述(男性尿道が前立腺を貫く、尿管口が膀胱底部に開く等)が含まれ、不適切問題として全員正解扱い。
甲状腺は傍濾胞細胞(C細胞)からカルシトニンを分泌し、血中Ca濃度を低下させる。
半規管は頭部の回転運動(角加速度)を感知する平衡覚器。
尺骨神経は肘部で肘頭と上腕骨内側上顆の間(肘部管)を通り、体表から触知できる。
平滑筋は主に嫌気的解糖系に依存してエネルギーを産生し、持続的でゆっくりした収縮を行う。
疼痛を伝達するのはAδ線維(鋭い一次痛)とC線維(鈍い二次痛)。
副交感神経の興奮で直腸平滑筋が収縮し排便を促進する。
動脈血二酸化炭素分圧(PaCO2)が増加すると、CO2が水と反応しH+が増えるためpHが低下する(呼吸性アシドーシス)。
アナフィラキシーショック(I型アレルギー)は肥満細胞(マスト細胞)がIgEを介してヒスタミン等を放出することで生じる。
食事(特に胃への食物流入)により胃大腸反射が生じ、大腸の蠕動が亢進して排便が促される。
肝臓は代謝により熱産生を行う主要臓器(1)。体温の受容器は視床下部の中枢受容器のほか、腹腔内(内臓)にも深部体温受容器が存在する(2)。
本問は採点除外。男性生殖器の生理を問うが、選択肢・基準に不備があり全員正解扱い。
呼吸商(RQ=CO2排出量/O2消費量)は栄養素で異なり、糖質1.0・蛋白質0.8・脂質0.7。蛋白質の呼吸商は脂質より大きい。
前鋸筋(下部)と僧帽筋上部線維はともに肩甲骨の上方回旋に働く(force couple)。上肢挙上時に協働する。
支持基底面は接地している両足底とその間に囲まれた面積を含む。
長腓骨筋は足部の外がえし(外反)と底屈に働く。腓骨神経(浅腓骨神経)支配で、外側縦アーチと横アーチの保持にも関与する。
遠心性収縮(筋が伸張されながら張力発揮)は、頭上の手を下ろすとき(三角筋前部が伸びながら制御)と、椅子に座るとき(大腿四頭筋が伸びながら制御)。
遊脚後期(terminal swing)では、遊脚側下肢が振り出された後、接地に備えてハムストリングス等が働き動きが減速する。
本問は採点除外。ショックの症状を問うが、選択肢・基準に不備があり全員正解扱い。
ノロウイルスは汚染された食品・水を介して経口感染する(食中毒・胃腸炎)。
がんの骨転移による症候は疼痛・病的骨折・脊髄圧迫・高カルシウム血症。振戦は骨転移の症候ではない。
失血性ショック(循環血液量減少性)では、代償性に交感神経が緊張し末梢血管が収縮して末梢血管抵抗が上昇する。
社会的に受け入れられない欲求(性欲)を、価値ある活動(スポーツ)に振り向けるのは昇華(sublimation)。
「不治の病で助からない」と身体的健康を過度に悲観する妄想は心気妄想。うつ病の微小妄想(心気・貧困・罪業)の一つ。
HDS-R(改訂長谷川式)には数字の逆唱(逆から言う)と、野菜の名前をできるだけ多く言う(語列挙)が含まれる。
AWGS 2019のサルコペニア診断は、筋量低下+(筋力低下 or 身体機能低下)。評価項目は筋量・握力(筋力)・歩行速度(身体機能)。選択肢中は筋量と歩行速度。
角膜反射は、三叉神経(求心路:角膜の感覚)と顔面神経(遠心路:眼輪筋の閉眼)で構成される。
TNM分類は多くの固形がんに共通して用いる病期分類の枠組みで、臓器特異的ではない(T・N・Mの基準は臓器ごとに定義される)。「臓器に特異的な分類」は誤り。
視床下部はホメオスターシス(体温・摂食・飲水・自律神経・内分泌)の統合中枢である。
納豆はビタミンK(納豆菌が産生)を多く含み、ビタミンK拮抗薬であるワルファリンの抗凝固作用を減弱させる。
集中治療室(ICU)や手術室は、外部からの汚染空気の流入を防ぐため室内を陽圧に調整する(清浄度保持)。
アキレス腱断裂ではThompsonテスト(腓腹筋を握っても足が底屈しない)が陽性となる。
手の舟状骨骨折は血行が遠位から近位への逆行性で乏しく、近位骨片が阻血性壊死・偽関節を生じやすい。
ALSは下位運動ニューロン障害を反映する針筋電図(脱神経所見・線維束性収縮)が診断に最も有用。
アテトーゼ型脳性麻痺は錐体外路(大脳基底核)障害で、不随意運動(アテトーゼ)が特徴的。痙直型は錐体路障害で痙縮が主。
糖尿病の三大合併症は網膜症・腎症・神経障害。眼底・尿蛋白・足部感覚・アキレス腱反射は必須検査。聴力は優先度が低い。
仙骨(S2-S5)は骨盤輪の一部で可動性が少なく、荷重も分散されるため転移時も相対的に安定性が高い。
放射線療法の晩期(数か月〜数年後)の副作用に骨壊死(放射線骨壊死)がある。結膜炎・脱毛・宿酔は早期(急性期)副作用。
地域包括ケアの「互助」は、住民同士のボランティアや支え合いなど、制度に基づかない相互扶助を指す。
アルコール依存症では抑うつ(うつ病)が高頻度に併存する(自己治療的飲酒や神経毒性による)。
水俣病はメチル水銀(有機水銀)による中枢神経障害。工場排水による環境汚染が原因。
自閉スペクトラム症は、予定変更など環境の変化への適応困難(こだわり・柔軟性の欠如)が特徴。突然の予定変更で感情が乱れる発言がこれを強く示唆。
ACT(包括型地域生活支援)はチームによるケアマネジメントを行い、必要に応じ短時間でも頻回に訪問する。重度精神障害者が対象。
系統的脱感作法では、不安階層表(不安の強さを段階的に並べたリスト)を作成し、弱い不安から順に拮抗条件づけ(リラクゼーション)を行う。
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