股関節屈曲測定で膝伸展位のまま屈曲すると、ハムストリングスの緊張ではなく、対側(右)の腸腰筋短縮があると骨盤が引かれて代償が生じる。図の状態は右腸腰筋短縮によりトーマステスト様の肢位を示唆。
- 1股関節屈曲測定では骨盤を固定し後傾させない。骨盤の動きは代償となる。
- 2股関節屈曲の基本軸は体幹と平行な線(矢状面)で、大転子を通る水平線ではない。
- 3股関節屈曲の参考可動域は125度である。150度ではない。
- 4屈曲制限因子は主にハムストリングスや後方関節包。腸骨大腿靱帯は伸展制限因子。
- 5測定側でない右股関節が伸展できず持ち上がる場合、右腸腰筋(股関節屈筋)の短縮が疑われる。