午前全100問
その後、人工呼吸器を離脱して気管切開孔を閉鎖したが、右肺に気胸を生じ、経 鼻酸素療法中である。胸部エックス線写真(別冊No. 1)を別に示す。 この時期の理学療法で最も適切なのはどれか。
50 歳の男性。身長 175 cm、体重 80 kg。日常的な身体活動量を計測したところ、 毎日 5 METs、30 分間の歩行運動を実施していた。 この歩行運動の消費エネルギーはどれか。
65 歳の男性。脳出血による弛緩性右片麻痺で肩関節に 2 横指の亜脱臼がある。 関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準 1995 年)に従って右肩関節外転の関節可動域検査を行う際に正しいのはどれか。
6 歳の男児。 1 年前から歩行時の転倒が頻回にみられるようになったため病院を 受診し、遺伝子検査で Duchenne 型筋ジストロフィーと診断された。四肢体幹筋 は萎縮しており、MMT で両側下肢の近位筋が2 、遠位筋が 3 である。屋内は四つ 這いで移動し、小学校の普通学級に車椅子で通学している。 機能障害度(厚生省筋萎縮症研究班)のステージで正しいのはどれか。
22 歳の男性。大学の野球部に所属している。右上肢の投球動作時の違和感を訴 えて受診し、理学療法が開始された。 図に示す手法で伸長される筋はどれか。
図・写真は公式PDF(別冊)で確認 →60 歳の男性。交通事故による右足部の開放骨折のため入院した。 1 週後に右足 部の腫脹、熱感が出現し、右中足骨の骨髄炎と診断され、右足関節離断術が施行さ れた。 製作すべき義足はどれか。
32 歳の男性。右上肢の筋力低下を訴えて受診し、理学療法が開始された。筋力 を評価するために、右上肢を前方挙上して壁を押させた時の様子を図に示す。その 結果、右肩甲骨の内側縁全体が胸郭から離れる現象が認められた。 筋力低下が最も疑われる筋はどれか。
図・写真は公式PDF(別冊)で確認 →65 歳の女性。右利き。突然の意識障害で急性期病院に搬送され、脳出血と診断 された。左上下肢の運動麻痺、感覚障害は中等度。端座位では体幹が麻痺側に傾く が、理学療法士の修正に抵抗することなく正中位に戻ることが可能である。常に非 麻痺側を向いているが、麻痺側からの刺激にも反応する。食事や歯磨きは非麻痺側 上肢で行うが、麻痺側の食べ残しや、磨き残しが多い。 この患者に用いる検査で最も優先順位が高いのはどれか。
Parkinson 病患者 30 名に対してリズミカルな運動を導入した。導入 1 週後の歩 行速度の変化について、統計処理を実施したところ、有意差(p < 0.05)を認めた。 選択した統計処理で適切なのはどれか。 なお、歩行速度のデータは正規分布を示す。
70 歳の女性。脳出血による右片麻痺。Brunnstrom 法ステージ上肢Ⅳ、下肢Ⅳ。 独居にて自宅で生活し、屋内は短下肢装具と杖を使用して歩行可能である。最近歩 行時にふらつきが生じるなど転倒への不安が強まったことから、通所リハビリテー ションを利用することとなった。 通所時の転倒リスク評価で適切なのはどれか。
17 歳の男子。 2 か月前の体育の授業中に左膝の痛みに気付いたが、放置してい た。最近は歩行時の左膝の痛みが出現したため病院を受診した。精査の結果、左大 腿直筋の平滑筋肉腫と診断され、左大腿四頭筋の広範囲切除術が施行された。術後 の左膝の関節可動域は屈曲 120°、伸展 -10°で MMT は屈曲 4 、伸展 3 であった。 最も適切な補装具はどれか。
56 歳の男性。身長 165 cm、体重 45 kg。肺癌の外来化学療法の治療中であった が、 1 週前から息苦しさがあり、呼吸困難が増悪したため緊急入院した。精査の結 果、両肺の癌性胸膜炎と診断され、胸部単純 CT で両側胸水を認めた。意識は清 明。心拍数60/分、整。血圧102/78 mmHg。呼吸数20/分。SpO 95%(room air)。 痰の喀出量が多く、頻回に努力性の咳嗽が出現し、安静時でも呼吸困難を訴えてい る。 理学療法の方針で適切なのはどれか。
64 歳の男性。バイク走行中に転倒し、救命救急センターへ搬入された。救急外 来到着時の頸椎単純 CT(別冊No. 2)を別に示す。頸椎脱臼骨折と診断され、同日 手術が施行された。術後、四肢麻痺と肛門周囲の感覚脱失を認め、Zancolli の四肢 麻痺上肢機能分類 C6B1 完全麻痺の頸髄損傷と診断された。 目標として設定する動作で最も適切なのはどれか。
70 歳の男性。COVID-19 による肺炎で入院し、マスクで酸素 10 L/分を投与して いる。PaO は背臥位では 60 mmHg であったのに対して腹臥位では 100 mmHg に 改善した。 PaO の改善に最も大きく影響した要因はどれか。
75 歳の男性。右変形性股関節症で歩行時に疼痛の訴えがあった。歩行時床反力 の垂直分力(両側)を図に示す。 右大腿直筋が活動する期はどれか。
図・写真は公式PDF(別冊)で確認 →55 歳の男性。 1 か月前に急性心筋梗塞で入院し、経皮的冠動脈形成術を受けた。 退院後に在宅において実施する全身持久力運動で正しいのはどれか。
関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準 1995 年)を図に示す。 正しいのはどれか。
選択肢は画像です — 公式PDF(別冊)で確認 →75 歳の女性。右大腿骨頸部骨折に対して人工骨頭置換術が施行され、入院中で ある。現在 T 字杖を用いて 50 m 以上歩行可能で、階段昇降は 4 段まで可能であ る。その他の ADL はすべて自立している。 FIM 運動項目の得点はどれか。
UPDRS〈Unified Parkinsonʼs Disease Rating Scale〉Version 3.0 の運動能力検査 の項目はどれか。
午後全100問
80 歳の女性。右変形性股関節症に対し人工関節全置換術を施行。 1 週間が経過 し、歩行器での移動が可能となった。本症例に Daniels らの徒手筋力テストに基づ き、左中殿筋の段階 4 の評価を行う。 適切な測定はどれか。
70歳の女性。急性心筋梗塞で入院した。身長160cm。体重70kg。安静時心拍数 70/分。安静時血圧130/70 mmHg。心臓超音波検査にて低左心機能(LVEF<40%) が指摘されている。 Karvonen 法(k = 0.5)を用いて計算した全身持久力運動の目標心拍数で正しい のはどれか。
関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準 1995 年)に従って図のように背臥位で右股関節の可動域を測定する。 正しいのはどれか。
図・写真は公式PDF(別冊)で確認 →5 歳の男児。脳性麻痺による痙直型四肢麻痺である。背臥位で図のような姿勢を 示す。 影響しているのはどれか。
図・写真は公式PDF(別冊)で確認 →30 歳の男性。右腱板損傷の修復術後 6 か月。図に示す方法で等張性筋力増強運 動を行っている。 このトレーニングで対象となる筋はどれか。
図・写真は公式PDF(別冊)で確認 →32 歳の男性。交通事故で 4 週前に右大腿骨を図のように遠位部で切断した。今 後、大腿義足を作製する。 切断側の身体計測で正しいのはどれか。 2 つ選べ。
図・写真は公式PDF(別冊)で確認 →20 歳の男性。 1 か月前に転倒し、疼痛は軽減したが右膝関節の不安定感があり 来院した。実施した検査を図に示す。 この検査の対象はどれか。 ただし、矢印は検査者が力を加えた方向を示す。
図・写真は公式PDF(別冊)で確認 →70 歳の男性。Parkinson 病。Hoehn & Yahr の重症度分類ステージⅢ。歩行時に たびたびすくみ足や小刻み歩行からの突進を生じる。 この患者の歩行練習で適切なのはどれか。
58 歳の男性。胸髄の脊髄腫瘍摘出術後、両下肢に明らかな運動麻痺、表在感覚 障害はないが、深部感覚に重度鈍麻がみられた。開眼すると立位保持可能だが、閉 眼するとふらついて倒れそうになる。また、歩行時にもふらつきがあり、踵打歩行 が認められる。 運動療法で適切なのはどれか。
15 歳の女子。検診で体幹前屈による肋骨の突出を認め受診した。レントゲン検 査で胸椎に 30 度の Cobb 角を認めた。処方された体幹装具を図に示す。 この装具の名称はどれか。
図・写真は公式PDF(別冊)で確認 →75 歳の男性。間質性肺疾患で入院中。安静時も頻呼吸で、頸部の呼吸補助筋活 動が亢進し、吸気時の胸骨上切痕および鎖骨上窩の陥凹を認める。 この患者に対する理学療法で最も適切なのはどれか。
25 歳の女性。 1 か月ほど前から熱いラーメンを吹いて冷ましていると右の手足 に力が入らなくなる症状が数分続くことがあったが、その後回復したため様子を見 ていた。数日前にも同様の症状があり、心配になり病院を受診した。既往歴に特記 すべきことはない。脳血管造影検査の正面像および側面像(別冊No. 2)を別に示す。 この患者で疑う疾患はどれか。
77 歳の女性。自宅で転倒し救急車で搬入。右大腿骨頸部骨折に対し、人工骨頭 置換術が施行された。術後の右股関節は背臥位で外旋位を呈していた。翌日に患者 が右足の筋力低下を訴えたため、MMT を評価したところ右足関節背屈筋 0 であっ た。 右足関節背屈筋力低下に対する物理療法で適切なのはどれか。
62 歳の男性。転倒し前額部を強打し、脊髄損傷と診断された。受傷後 3 日目の key muscle の MMT は両側三角筋 4 、肘屈筋 5 、肘伸筋 2 、手関節背屈筋 3 、中 指末節屈筋 0 、小指外転筋 0 、下肢筋 0 。両側乳頭部以下の触覚と痛覚は脱失。肛 門の随意収縮と感覚は保たれていた。 この患者の ASIA 機能障害尺度[ASIA Impairment Scale〈AIS〉]はどれか。
75 歳の男性。体重 75 kg。慢性心不全。運動療法中の心電図(別冊No. 3)を別に 示す。A は運動開始前、B は自転車エルゴメーター30 W 負荷の運動療法中である。 正しいのはどれか。
関節可動域測定(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準 1995 年)に基づく関節角度測定の運動方向と参考可動域角度の組合せで正しいのはどれ か。
該当する問題がありません。