午前全100問
Daniels らの徒手筋力テストの段階 5 及び 4 の検査で正しいのはどれか。 ただし、矢印は検査者の加える力の方向を示す。
選択肢は画像です — 公式PDF(別冊)で確認 →55 歳の男性。右利き。交通事故により右上腕切断(断端長 22 cm、90 % 残存)と なった。既往歴として左片麻痺があった。MMT で肩甲骨外転は右 5 ・左 3 。肩関 節可動域は、屈曲が右 160 度・左 140 度、内旋が右 45 度・左 50 度であった。義手 適合判定を行ったところ、肘 90 度屈曲位で手先具が完全には開かなかった。 最も考えられる原因はどれか。
23 歳の男性。プールの飛び込みで頭部を強打し、頸髄損傷(完全麻痺)と診断さ れた。肘関節屈曲は可能で手関節背屈は強い。円回内筋機能は認め、橈側手根伸筋 と上腕三頭筋の機能は認めない。手指完全伸展は不可能。 Zancolli の四肢麻痺上肢機能分類で最上位の機能残存レベルはどれか。
55 歳の女性。右利き。脳梗塞による左片麻痺。発症 15 日目の Brunnstrom 法ス テージは上肢Ⅲ、手指Ⅲ、下肢Ⅲ。歩行中、左膝折れや反張膝はないが軽度の内反 尖足を認める。感覚障害および高次脳機能障害を認めない。 早期に移動能力を獲得するために最も適切な装具はどれか。
72 歳の男性。糖尿病性腎症。独居。下肢筋力には低下を認めず、ADL は自立し ている。BMI は 30。1.5 km の距離の将棋教室にバスで週 2 回通っている。腎機能 は糸球体濾過量 40 mL/分/1.73 m(2 CKD 病期ステージ 3b:中等度〜高度低下)を 認めたため入院となった。その他の併存疾患は認めていない。 退院時の生活指導で適切なのはどれか。
62 歳の男性。畑で野焼き中に熱傷になったため救急車で搬入された。搬入時の 両下肢の熱傷部位(別冊No. 5)を別に示す。全身の熱傷面積は 35 % である。 熱傷で正しいのはどれか。
86 歳の女性。介護老人保健施設に入所中。トイレで便座から立ち上がる際、突 然大量の嘔吐をした。 2 日前から同施設内で 3 名のノロウイルス感染症が発生して いる。 ノロウイルスの感染症対策で正しいのはどれか。 2 つ選べ。
35 歳の男性。一人暮らし。銀行員。半年前に仕事のミスがあり、徐々に飲酒量 が増えた。酒がなくなると深夜でも買いに出かけた。 2 週前より無断欠勤が続いて おり、上司が自宅を訪問すると泥酔していた。上司に伴われて精神科を受診し、作 業療法が処方された。健康診断で肝機能障害を指摘されているが、これまでに禁酒 の試みはない。 現時点で観察される症状で誤っているのはどれか。
17 歳の女子。半年前からダイエットを始め、最近、極端な食事制限をするよう になった。身長は 156 cm で体重は 46 kg から 32 kg に減少した。学校で嘔吐して 倒れて、その後歩行困難となったため救急外来を受診した。精神科を紹介されて入 院となり、精神科作業療法が処方された。 導入時の作業療法で最も適切な活動種目はどれか。
13 歳の男子。中学校入学後クラスでの様子を心配した担任から母親に連絡があ り、母親に伴われて精神科に来院した。幼少期から物音および匂いに敏感であった という。成績は上位。鉄道に強い興味があり、同級生はその知識にはじめは関心を 示したが、一度話し始めると一方的に自分の興味のある話を続けるため、次第に孤 立した。本人は他の生徒との関係に無頓着である。 最も考えられるのはどれか。
38 歳の女性。統合失調症。長期入院後、ACT チームによる訪問支援を受けなが ら一人暮らしを始めた。服薬は自己管理。時折聞こえる幻聴に対処できていたが、 部屋は整理整頓できていない。最近、就労希望を受けて、ACT チームの作業療法 士が就労支援を担当することになった。 作業療法士の対応で最も優先すべきなのはどれか。
36 歳の女性。 5 か月の乳児の子育て中。 1 か月前から周囲への興味と関心が低 下し、育児がおろそかになってきた。物事の判断が鈍くなり、育児に自信をなく し、ささいなことで不安になった。うつ病と診断され、乳児を実母に預けて入院し た。入院後早期に不安の軽減を目的に作業療法が開始された。 導入時の作業療法で優先すべき対応はどれか。
51 歳の男性。境界性パーソナリティ障害。見捨てられ不安が強く、職場や家庭 での対人関係が不安定であった。ストレスが強くなると自傷行為や暴力行為を繰り 返し、ストレスが軽減すると精神科デイケアに安定して通所した。母親がデイケア 担当の作業療法士に患者対応のアドバイスを求めた。 母親への助言・指導で適切でないのはどれか。
70 歳の男性。統合失調症。数回の入院歴があるが、精神科デイケアを利用しな がら独居生活を継続していた。半年前に脳梗塞を発症し、軽度の右片麻痺を呈し た。最近、体力低下が原因でデイケアへの通所回数が減り、「家事ができなくなっ た」と訴えた。今後、独居生活が困難になることが予想された。 現時点で、精神科デイケアの担当作業療法士が優先して検討すべきものはどれ か。
80 歳の男性。 3 年前に Alzheimer 型認知症と診断された。妻の介護で在宅生活 を続けてきたが、夜間不眠、妄想と興奮が顕著となり入院治療を受けた。その後、 症状が落ち着き、在宅復帰の前段階として介護老人保健施設に入所した。 この入所者の行動・心理症状の評価で適切なのはどれか。
1,000 名を対象に糖尿病とうつ症状の Geriatric Depression Scale との関連性を 調査した。 うつ症状について糖尿病のあり群となし群の比較を統計学的に検定する方法で最 も適切なのはどれか。 ただし、集積されたデータは正規分布に従う。
心神喪失等の状態で重大な他害行為を行った者の医療及び観察等に関する法律 〈心神喪失者等医療観察法〉で継続的に関与するケアマネージャーの役割を担うのは どれか。
午後全100問
関節可動域測定法(日本整形外科学会、日本リハビリテーション医学会基準 1995 年)で正しいのはどれか。 2 つ選べ。
選択肢は画像です — 公式PDF(別冊)で確認 →65 歳の女性。専業主婦。右利き。上肢の振戦のため心配した夫に伴われて来院 した。Hoehn & Yahr の重症度分類ステージⅠ。入院後に内服投与が開始され、2 週後退院となった。退院時に安静時振戦は消失したが、右下肢の固縮および右すり 足を認めた。片脚立位で右が 10 秒、左が 20 秒。ADL は自立しているが、箸の使 用と書字に時間がかかる。 退院後のプログラム内容で適切でないのはどれか。
62 歳の女性。 5 か月前に左半身の脱力のため救急車で搬入され、右視床出血と 診断された。現在、Brunnstrom 法ステージは上肢Ⅳ、手指Ⅲ、下肢Ⅲであり、座 位では右に重心が偏移し、頸部は右に回旋していた。図のような検査所見を呈して いる。 作業療法プログラムで最も適切なのはどれか。
70 歳の男性。右中大脳動脈領域のアテローム血栓性脳梗塞後に重度の左片麻痺 と感覚障害が残存し、 4 週後、回復期リハビリテーション病院に転院した。転院時 のバイタルサインに異常なく自発痛の訴えは無かった。左上下肢は随意性が乏し く、浮腫を認めた。血液検査では D ダイマーが高値以外は正常範囲であった。 最も考えられる疾患はどれか。
8 歳の脳性麻痺児が階段昇降時に手すりを必要とし、長距離の歩行や狭い場所を 歩くときに介助が必要な場合、GMFCS-Expanded and Revised〈E&R〉のレベルは どれか。
68 歳の女性。くも膜下出血後の四肢麻痺のため作業療法を行っている。現在、 四肢の麻痺は、ほぼ認めない。高次脳機能障害が残存し MMSE を実施した。結果 (別冊No. 1)を別に示す。 次に行う検査で最も優先されるのはどれか。
80 歳の男性。糖尿病で治療中。意識混濁と呂律緩慢のため救急車で搬入された。 初診時の心電図(別冊No. 2A)と頭部 MRI 拡散強調像(別冊No. 2B)を別に示す。 この疾患の再発予防に使用される最も適した薬剤はどれか。
70 歳の女性。独居。身長 155 cm、体重 52 kg。自宅で転倒。右大腿骨頸部骨折 と診断され、右人工骨頭置換術(後方アプローチ)を受けた。術後、回復期リハビリ テーション病院を経て自宅退院の見込みである。右股関節の屈曲角度は 100 度、伸 展 0 度である。左下肢機能には問題を認めない。屋内外は杖歩行自立。現状の家屋 環境を図に示す。 退院時に向けた環境調整で最も適切なのはどれか。 ただし、手すりの高さはすべて適切である。
選択肢は画像です — 公式PDF(別冊)で確認 →72 歳の男性。在宅酸素療法中。呼吸困難が増悪したため入院し、作業療法が開 始された。開始時の胸部 CT(別冊No. 3)を別に示す。mMRC は Grade 4 であり、 酸素流量は安静時 3 L/分、労作時 5 L/分であった。 この患者の日常生活指導で最も優先されるのはどれか。
14 歳の女子。強度の弱視(両眼の視力の和が 0.04 未満、両眼の矯正視力が 0.2) で特別支援学校に通っている。 日常生活や学校生活において使用しない支援機器はどれか。
58 歳の男性。脳梗塞後の左不全片麻痺。Brunnstrom 法ステージ上肢Ⅲ、手指 Ⅲ、下肢Ⅲ。短下肢装具装着で杖歩行が可能である。MMSE は 25 点、高次脳機能 障害はない。利き手は右手である。山間部に在住であり自動車の運転が必要であ る。同居の妻は運転免許を取得していない。オートマチック車での運転再開に向け て作業療法を開始した。 運転再開支援で最も適切なのはどれか。
56 歳の女性。 4 年前に関節リウマチと診断された。Steinbrocker のステージ 3 、クラス 3 。趣味は料理、手芸および絵画で活動への意欲は高い。両肩関節と両 股関節の可動域制限は著明であり、起き上がりが困難である。後頸部と両膝の痛み を訴えている。 作業療法で適切なのはどれか。
58 歳の男性。アルコール依存症。長年、製造業に従事し晩酌を欠かしたことは なかった。徐々に飲酒量が増え、連続飲酒で入退院を繰り返している。今回 Wernicke 脳症のため入院となり、その後 Korsakoff 症候群が残遺した。状態が安 定したため作業療法が処方された。 この患者に出現する可能性が高い症状はどれか。
11 歳の男児。知的障害。ゲームソフトを買ってもらえなかったことをきっかけ に、母親への暴力が激しくなり精神科に入院した。入院 1 週後、興奮は徐々に落ち 着いてきたため、作業療法が導入された。 この患児に対して行う作業療法で適切でないのはどれか。
60 歳の女性。専業主婦。Alzheimer 型認知症。 1 年前から最近の出来事を徐々 に思い出せなくなり、家に引きこもりがちになった。趣味をする気力がなくなり近 所づきあいも減った。「物が盗まれた」などの被害的な言動が増加したため、心配し た夫に伴われて精神科を受診した。服薬治療を開始し、重度認知症患者デイケアを 利用することとなった。 この患者の特徴で適切なのはどれか。
24 歳の女性。双極性障害で休職中。半年前に会社で興奮状態となったため精神 科を受診し、外来で薬物療法が開始となった。 3 か月前から気分は安定し、生活リ ズムが改善してきた。 1 か月前から職場復帰を目指して外来作業療法が行われてい る。作業療法中に「薬の副作用が心配なので内服をやめたい」と相談があった。 作業療法士の声かけで適切なのはどれか。 2 つ選べ。
23 歳の男性。中学時代から引きこもりがあり、自宅では一人で工作やプラモデ ル作りをしていた。20 歳時に通信制高校を卒業したが、就職せずに自閉的な生活 を送っていた。睡眠障害で精神科を受診し、社交不安障害と診断された。薬物療法 で外出可能な状態となり、外来作業療法が開始された。 導入期の作業療法で最も適切なのはどれか。
65 歳の男性。2 年前から便秘や立ちくらみが目立ち、人物を誤認することもあっ た。最近、小刻み歩行と手の震えが目立ち、壁のシミを「虫がいる」と発言するよう になった。家族への暴言が多くなり対応困難で入院となった。入院後、作業療法が 処方され、集団作業療法が行われている。 この患者に対する作業療法士の対応で最も適切なのはどれか。
34 歳の女性。統合失調症。大学卒業後に就職したが、すぐに退職し、精神科デ イケアに通所しながら就労移行支援事業所を利用することになった。IPS による就 労移行支援を 2 年間利用後にケーキ屋に就職した。しかし注意・集中力の低下によ り、商品名を覚えるのが困難で 1 年で退職し、精神科デイケアの作業療法士に「一 般就労をしたい」と相談した。 患者への提案で最も適切なのはどれか。
日本 ACLS〈Advanced Cardiovascular Life Support〉協会の定める一次救命措置 のアルゴリズムの①から④の順で正しいものはどれか。 ① 呼吸確認 ② 心肺蘇生開始 ③ 周囲の安全確認 ④ 緊急通報と AED の準備
該当する問題がありません。