研究法・統計|第61回 理学療法士国家試験(3問)

第61回理学療法士国家試験の研究法・統計分野(全3問)。問題文は著作権に配慮して掲載せず、正答とNetwork-Primer独自解説(正答理由・各選択肢の○×)を掲載しています。問題文は第61回 PT 全問ページおよび厚生労働省の公式PDFでご確認ください。

概要

項目数値
出題数3問
実地問題0問(0点)
一般・共通問題3問(3点)
推定配点3点

正答一覧

#時間帯区分正答
問28午前一般1
問26午後一般5
問50午後一般4,5

解説

午前 問28(一般・正答 1)

3群以上の連続変数(正規分布)の平均値の差を検定するのは一元配置分散分析(one-way ANOVA)。

  1. ⭕ 一元配置分散分析は3群以上の平均値の差を同時に検定する。
  2. ❌ カイ二乗検定は名義尺度の関連(頻度)を検定する。
  3. ❌ 重回帰分析は複数の説明変数から連続変数を予測する。
  4. ❌ Log-rank検定は生存曲線の比較。
  5. ❌ Mann-WhitneyのU検定は2群の順位比較(ノンパラメトリック)。

午後 問26(一般・正答 5)

陽性尤度比=感度/(1-特異度)。感度=30/(30+70)=0.3、特異度=60/(40+60)=0.6、1-特異度=0.4。陽性尤度比=0.3/0.4=0.75。

  1. ❌ 0.30は感度の値。
  2. ❌ 0.42は誤った計算。
  3. ❌ 0.50は誤り。
  4. ❌ 0.60は特異度の値。
  5. ⭕ 陽性尤度比=感度0.3/(1-特異度0.6)=0.3/0.4=0.75。

午後 問50(一般・正答 4,5)

前向き臨床研究の倫理では、事前に取得するデータについて説明(インフォームドコンセント)し、対象者が途中で中止しても不利益を受けない(撤回の自由)ことを保証する。

  1. ❌ 同意は研究実施前に取得する(事後同意は原則不可)。
  2. ❌ データは共用PCでなく、アクセス制限された安全な環境で管理する。
  3. ❌ リスクの説明は必須(省略不可)。
  4. ⭕ 事前に取得するデータの内容を説明する(インフォームドコンセント)。
  5. ⭕ 対象者は途中で中止(撤回)しても不利益を受けない権利を持つ。

第61回 PTダッシュボードに戻る

出典:「第60回理学療法士国家試験、第60回作業療法士国家試験の問題および正答について」(厚生労働省)(厚生労働省ホームページ)を加工して作成

※ 解説は株式会社Network-Primerが独自に作成したものであり、厚生労働省の公式見解ではありません。本コンテンツは教育目的で提供しており、営利目的での利用を意図するものではありません。

国家試験リベンジ採用

国家試験に惜しくも届かなかった方へ。

正社員として働きながら再挑戦。合格実績あり・先輩メンター制度・受験サポート相談可。

詳しく見る